スーダン・フード・バンク活動支援のための車両引渡し式

スーダン・フード・バンク活動支援のための車両引渡し式


 2017年8月23日、伊藤秀樹大使は、「ハルツーム州におけるフード・バンク活動支援のための車両整備計画」(草の根・人間の安全保障無償資金協力案件68,676米ドル)の、車両引渡し式に出席しました。

 スーダンでは、都市化が進み、一部の人々の生活が便利になってゆく一方で、高齢者、障害者、孤児、結核感染者など、脆弱な立場に置かれた人たちが、貧困、飢餓、疾病から脱却できず、取り残されようとしています。
 当地NGOのスーダン・フード・バンクは、飲食店やホテルから未使用のまま廃棄される食料を回収して貧困層に配布するなど、貧困削減や食料安全保障を中心に活動しています。しかし、食料輸送車としてレンタカーを使用していたため、活動範囲が限られていました。

 このため日本政府は、2016年11月15日、スーダン・フード・バンクに対して、食料輸送のための日本製車両二台(常温用、冷蔵用それぞれ一台ずつ)を供与する贈与契約署名式を交わし、この度、その引渡し式が執り行われました。

 伊藤大使はスピーチの中で、本車両が、貧しい人々への安定した食料供給のために継続的に活用され、また、日本人からの贈り物としてスーダン人の記憶に長く残ることを願う旨、述べました。伊藤大使のスピーチの全文は、こちらをご覧下さい。

       
    
            アラビア語によるスピーチをおこなう伊藤大使                   車両引渡し式の様子

 これに対して、スーダン・フード・バンクのターハ理事長(前第一副大統領)は、日本政府による支援に感謝し、スーダン国民が、より自立的な生活を送れるよう導いてゆきたいと答えました。


 本車両の供与により、食料の提供先や配給先が拡大し、ハルツーム州郊外に住む約6,700人の社会的弱者の飢餓や栄養失調改善に貢献することができます。

                     

                       日章旗と“Donated by the People of Japan”がアラビア語で塗装された車体