スーダン・フード・バンクの活動支援のための車両供与

スーダン・フード・バンクの活動支援のための車両供与

 2016年11月15日、日本大使公邸にて、「ハルツーム州におけるフード・バンク活動支援のための車両整備計画」の贈与契約署名式が、執り行われました。この計画は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を利用しており、被供与団体であるスーダン・フード・バンクに、食料輸送車二台(68,676ドル相当)が供与されます。

 スーダンでは、都市部の開発が進む一方で、障害者、結核患者、孤児、高齢者など脆弱な立場に置かれた人々が、依然として貧困、飢餓、疾病などの問題を抱えています。これに対して、現地NGOであるスーダン・フード・バンクは、ホテルやレストランを回って、廃棄される食料を回収して貧困層に配布するなど、貧困削減や食料安全保障を中心に活動していますが、食料輸送車としてレンタカーを使用しているため、活動範囲などが限られていました。

 日本政府は、スーダン・フード・バンクの活動は「モッタイナイ」を実践しており、支援する意義が高いと考え、食料輸送車二台(常温用、冷蔵用、それぞれ一台ずつ)を供与することとなりました。これにより、食料の回収や配布の効率が向上し、ハルツーム州郊外に住む約6,700人の住民の食料安全保障に貢献することができます。

 式典には、ターハ前第一副大統領(フード・バンク評議委員長)の他、フード・バンク事務局長のイブラヒーム・モハメド・オスマン氏が出席し、飢餓や貧困の撲滅、地域社会の発展に対する日本政府の支援について、謝意を述べられました。

 なお、本式典については、Akhbar Al Youm紙(11月16日)、Al Ayam紙(11月16日)、Akhir Lahza紙(11月17日)、Al Sahafa紙(11月18日)、Sudan Vision(11月19日)など、当地新聞でも報道されています。