日本政府による、ユニセフを通じた子どもたちへの支援
平成29年4月20日
日本政府による、ユニセフを通じた子どもたちへの支援
日本政府は、スーダンの子どもたちを主な対象とする支援として、ユニセフ 注1)スーダンに対して、95万5,000ドルを拠出しました。
資金拠出にあたり、伊藤秀樹大使は、南コルドファンや西コルドファンの紛争被災民を支援できることを嬉しく思い、子どもや女性など、脆弱な立場に置かれた人々の困難が緩和されることを期待している、と述べました。
これに対して、ユニセフ スーダン事務所代表は、日本政府と日本人による、スーダンの子どもたちの健康への継続的な支援に対して、謝意を表明しました。
日本政府からの拠出金により、95万人の子どもに対する麻疹やポリオの予防接種、7万人の妊婦に対する妊婦検診、6万人の新生児に対する産後ケアが、可能になります。また、拠出金は、助産師の育成、水・衛生環境の改善、栄養不良の是正、就学再開や学校の修復などにも利用されます。
日本政府によるユニセフ スーダン支援については、Sudan Vision紙(2017年4月15日発行)、Al-Watan紙(2017年4月14日発行)など、当地新聞でも報道されています。
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注1)ユニセフUNICEF, United Nations Children's Fund(旧United Nations International Children's Emergency Fund) 国際連合児童基金