日本政府による、WFPを通じた食糧支援

平成29年4月19日
日本政府による、WFPを通じた食糧支援


 日本政府は、スーダン政府に対する無償資金協力や技術協力に加えて、国際機関への資金拠出を通じて、スーダンを支援しています。

 日本政府は、2017年度のWFP注1)の人道支援活動に対して、8,520万ドルを拠出することとなりました。このうち、100万ドルが、スーダンWFPの国連人道支援航空サービス(UNHAS注2))に利用されます。これは、国連機関、NGO、各国政府などの支援関係者や支援物質を現場まで安全に運ぶ活動で、人道支援活動に欠かせないものとなっています。

 資金拠出にあたり、伊藤秀樹大使は、「UNHASは、遠隔地の人々に対する人道支援のためには不可欠であり、日本政府が貢献できることを誇りに思う」と述べました。

 これに対して、WFPスーダン代表は、日本政府によるWFPおよびUNHASへの継続的な支援に対して、謝意を表しました。

 日本政府の支援によって、スーダンの人々の生活が改善し、スーダンに平和と安定が実現することが期待されます。

 なお、日本政府によるスーダンWFP支援については、WFPのホームページで紹介されている他、Sudan Vision(2017年4月11日発行)や、Al Sahara紙(2017年 4月11日発行)など、当地新聞でも報道されています。
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 注1)WFP; United Nations World Food Programme 国際連合世界食糧計画
 注2)UNHAS; United Nations Humanitarian Air Service 国連人道支援航空サービス