カッサラ州ニューハルファ郡女子小学校整備計画署名式

カッサラ州ニューハルファ郡女子小学校整備計画署名式


 2016年12月22日、伊藤秀樹大使は、当地NGOのVet-Care Organizationとの間で、「カッサラ州ニューハルファ郡第13村落におけるアル=ハグ・アタ・アル=マナン女子小学校教室整備計画」の贈与契約書に署名しました。

 アル=ハグ・アタ・アル=マナン女子小学校には、全8学年、約373人の児童が在籍しています。しかし、全員を収容するだけの教室が不足しているため、そのうち233人は、同地区の男子小学校の教室を間借りして、午後のみの学習を強いられています。また、トイレが整備されていないため、学校近くの民家や空き地で排泄を行っており、地域の衛生状態を悪化させています。校舎を取り囲むフェンスも設置されておらず、児童の安全管理が懸念されていました。

 これに対して日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力130,377ドル相当を用いて、教室を4部屋、トイレを3室、フェンス280mを建設することにしました。

 この結果、373人の児童全員に全日の教育を提供できるようになり、就学率や高校進学率が向上することが期待されています。また、同地域は、3カ所の国内避難民キャンプを抱えており、ここで生活する約80名の女子児童を受け入れることも可能になりました。

 伊藤大使は、署名式典のスピーチのなかで、子どもたちの身体的、情緒的、社会的、知的成長にとって初等教育が重要であり、また、第二次世界大戦後の日本が、教育によって人的資源を育成し、復興してきたことを伝えました。

 これに対して、第13村落委員会の副委員長は、村民を代表して日本政府の支援に対して謝意を伝え、支援される施設を大切に使い続けることを約束されました。

                        
    
                           現地調査に協力した教員と女性生徒たち(2016年8月)

 なお、本式典については、Sudan Vision(2016年12月24日)、Akhbar Al-Youm紙(2016年12月24日)など、当地新聞でも報道されています。