ジャジーラ州ルファーア助産師学校 医療機材引渡式典

ジャジーラ州ルファーア助産師学校 医療機材引渡式典


 2016年5月23日、伊藤秀樹大使は、ジャジーラ州東ジャジーラ郡に出張し、ルファーア助産師学校での医療機材の引渡式典に出席しました。

                 

                               東ジャジーラ郡長と握手を交わす伊藤大使


 ジャジーラ州には12校の助産師学校がありますが、多くは、教育や実習のために必要な医療機材を備えていません。この度、日本政府は、助産師教育の質の向上を目的として、ルファーア助産師学校に、人体モデルや縫合セットなど、29点の医療機材を提供しました。

 スーダンでの保健事業に対する日本政府の取り組みは、30年以上の長い歴史を持っています。それは、1980年代の、青ナイル川流域での感染症対策プロジェクト、ハルツーム州のイブンシーナ病院建設にまでさかのぼります。近年では、2006年から2014年までマザーナイル・プロジェクトを展開し、スーダン全土で助産師を教育するともに、助産師のトレーナーも育成しました。

 伊藤大使はスピーチの中で、これまでの日本の支援を総括した後、今回供与した医療機材が十分に活用されることで、助産師教育の質が向上し、日本とスーダンの相互の友好関係が、より強固になることを願っている、と述べました。

 式典には、スーダン政府保健省代表、ジャジーラ州公衆衛生部長、保健省代表、東ジャジーラ郡長らが出席し、母子保健だけでなく、水開発や環境開発での日本の貢献にも言及しながら、謝辞を述べられました。また、助産師たちが、供与された機材を使って、縫合処置を実演してくれました。

 本事業により、「すべての村に助産師を」というスーダン政府の目標に貢献し、妊産婦・新生児の死亡率が低下することが期待されます。
 


        
                  供与された医療機材                       供与された機材を使っての縫合の実演