服部大使「スーダンに流入したエチオピア難民対する緊急無償資金協力」についてUNHCR代表と面談

令和3年1月24日
服部大使「スーダンに流入したエチオピア難民対する緊急無償資金協力」についてUNHCR代表と面談

 2021年1月18日、服部大使は、昨年11月に発生したエチオピア難民がスーダンに大量に流入した緊急事態に対し、2020年12月18日に日本政府がUNHCRとWFPを通じて実施した緊急無償資金協力の報告と課題の意見交換の為に、アクセル・ビショップUNHCRスーダン代表を訪問しました。
 ビショップ代表からは、日本政府によるエチオピア難民に対する緊急無償資金協力の支援の重要性と共に、長年、UNHCRに対する日本国民及び日本政府からの多くの難民に対する数々の支援について謝意が述べられました。また、かつての緒方高等弁務官によるUNHCRへの大きな貢献、またスーダン事務所で多くの優秀な日本人職員が誠実に活動していることにも、感謝の意が述べられました。エチオピア難民は引き続きスーダンに流入しており、既に6万人近いことから、現在ある2つの難民キャンプの収容能力には限度があり、早急に対策を検討している事を述べられました。
 服部大使は、スーダンに於けるUNHCRの活動に対して、引き続き協力する旨を述べられました。


 
アクセル・ビショップUNHCRスーダン代表(左)と服部大使(右)