服部大使の財務・経済計画大臣への表敬
令和3年2月24日
服部大使の財務・経済計画大臣への表敬
2月23日、スーダン財務・経済計画省において、服部大使がジブリール財務・経済計画大臣を表敬訪問しました。冒頭、ジブリール大臣は日本語で挨拶し、自分の経験として7年間日本留学中に東京と大阪に暮らした経験など日本には特別な思い入れがあり、非常に恩義を感じていることや、日本の良き友人として、貴使とともに、日・スーダン関係のさらなる発展に貢献していきたい希望を述べられました。日本の経済協力についても、廃棄物処理、水・保健・職業訓練等非常に多岐に亘る分野において、長年に亘り支援いただいており、改めて感謝する旨発言がありました。また、ジブリール大臣が取り組んでいる日本含む外国企業の投資を受け入れるためのビジネス環境の整備及び為替改革を実施し、早急に投資法が発表される旨説明がありました。
服部大使からは、大使の民間出身の経歴とともにアフリカに携わったビジネス経験と合わせ、アフリカにおける日本の民間投資促進に焦点を当てるTICADの精神やABEイニシアティブの取組等を紹介しました。特に、服部大使からは、投資促進及び人材開発を軸とした日・スーダン間の民間パートナーシップ強化に向けて尽力していくとともに、農業・保健・自動車・再生可能エネルギーの分野を中心に、スーダン市場への進出に対して既に関心を示し始めている日本企業が複数存在することとあわせて、外国企業の進出に必要な手続の簡略化はスーダンには必須であり、是非、ルワンダで実用されているワンストップ・センターのような制度などを検討願いたい旨言及しました。
左:本使 右:ジブリール財務・経済計画大臣
左:本使 右:ジブリール財務・経済計画大臣