日・スーダン・ビジネス協力委員会 第1回会合

令和3年5月9日
1st Business Committee
 5月5日(水)、スーダン産業省大臣室において、日・スーダン・ビジネス協力委員会第1回会合が実施されました。会合は、服部大使が日本側、イブラヒーム・シェイク・スーダン産業大臣がスーダン側をそれぞれ代表し、日本側からは当館のほかにJICAスーダン事務所とJETROカイロ事務所(リモート参加)、スーダン側からは産業省のほかに外務省、エネルギー・石油省、工業会議所の各代表者がそれぞれ出席しました。
 冒頭、服部大使は、当該委員会を日・スーダン間の情報共有及びスーダンのビジネス環境改善のためのプラットフォームとして活用しつつ、自身の民間セクターでの豊富な経験を活かしながら、両国企業間のパートナーシップの構築・強化に尽力していく決意を表明しました。これに対し、イブラヒーム・シェイク産業大臣からは、服部大使のイニシアチブに対する謝意が示されるとともに、テロ支援国家リスト(SSTL)指定解除を契機としてスーダンは今まさに経済復興の新たな局面を迎えており、かかる局面における日・スーダン間のビジネス協力の推進に対する積極的なコミットメントが示されました。
 第1回会合では、委員会の活動・運営方針の確認や、日・スーダン民間セクター間のパートナーシップ構築・強化を実現するための具体的なプロセス乃至プログラムに関する意見交換等が行われ、活発な議論が交わされました。