浦林大使のカッサラ州ニューハルファ郡における女子小学校の引渡式典出席

浦林大使のカッサラ州ニューハルファ郡における女子小学校の引渡式典出席
 
 2018年12月2日から3日にかけて、浦林紳二大使はカッサラ州に出張し、対スーダン草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ニューハルファ郡第13村落アル=ハグ・アタ・アル=マナン女子小学校教室整備計画」において、130,377ドルの予算で建設した学校校舎及びトイレの引渡式典に出席しました。

  カッサラ州は、スーダン東部でエリトリアの国境に接している農業や酪農を主産業としている地域ですが、過去にあった紛争により多くの国内外の難民が生活している場所です。なかでも、ニューハルファ群第13村落は、人口の急増に直面しているのに加え、多くの難民も受け入れている村落であり、生徒数の急激な増加に伴う教室やトイレの不足を解決するため、新規校舎やトイレの建設が急務となっていました。
 
このため、日本政府は、地元のNGOであるベットケアから提案のあった上記問題を改善する計画を、草の根無償資金協力によって実施することを決定し、このたび新築校舎とトイレの建設と併せて既存校舎の改装を行い、女子生徒がより安心して学習できる環境を確保する支援を実施しました。

 引渡式典には、800名以上の地域住民が集まり、最初に生徒による君が代の斉唱で始まり、案件を実施した被供与団体であるオサマ・ベットケア代表、サイード・アーメド・ブカリ・ニューハルファ郡長などに加え、カッサラ州を代表してアイシャ・アダム・シーディ社会福祉大臣が祝辞を述べました。また、式典当日の模様はカッサラ州のテレビ及びラジオにおいて放送されました。
 
 浦林大使からは、女子生徒に対してより良い教育環境を提供するために協力頂いた地域住民、郡、カッサラ州教育省及び特に本事業を無事完了したベットケアに対して心より感謝するとともに、教育支援は,人間の基本的生活ニーズとして日本政府が注力する分野であり、今後とも、地域の女子の就学率が向上し、さらに地域の女性を勇気付け、社会全体にとってより良い利益をもたらすための支援を継続する旨述べました。

 
                 
                   完成した校舎                               教室内部 

         
               学校の前での記念写真