第三回ジャパンデー開催

第三回ジャパンデー開催


  
                 書道パフォーマンス                                         ソーラン節


 2015年3月9日と10日の二日間にわたって、日本大使館、JICA、ハルツーム大学の共催により、ジャパンデーが開催されました。これは、日本人とスーダン人が、日本の伝統文化やポップカルチャーを紹介するイベントであり、2014年に開始されて以来、今年で第三回目を迎えます。

 イベント一日目は、ハルツーム大学のシャルジャホールで開催されました。アフリカアジア研究所のムガッダム所長の挨拶に続いて、伊藤秀樹大使が講義を行い、1981年に初めてスーダンを訪問した時の思い出や、大使としてスーダンに赴任してからの一年半にわたる活動を振り返りました。これまでに14の州を訪れ、スーダン各地で日本の援助が感謝されており、特に日本の支援で建てられた学校で子どもたちが楽しそうに勉強している姿を見られて幸せだったことや、1986年以来ハルツーム州で続けている廃棄物処理事業、レスリングを通じた日スーダン間の友好関係など、スライドを使いながらの講義でした。翌々日は、東日本大震災から五年目を迎えるところ、スーダン人からいただいた支援に対しても、謝意を表明しました。

 また、アフリカ研究所日本語コース監修者のイスマーイール講師から講演をいただいた他、スーダン人日本語学習者によるコーラスが披露されました。ハルツーム大学日本語講座の学習者が作成した日本語ビデオのコンテストも行われ、スーダン人の優しさをテーマにした「シブハーの物語」が優勝しました。その後、書道パフォーマンスやソーラン節でイベントを盛り上げ、一日目が終了しました。

 昨年の二日目はジャパンハウスを利用したのですが、余りに多くの方に来場いただいたため、今年は規模を拡大してスパークシティホールを貸し切りました。各ブースでは、スーダン人が、手製のお寿司やかき揚げ、習字の実演など、趣向を凝らした内容で日本文化を紹介しました。また、ホラー、アクション、コメディーをふんだんに盛り込んだ自作映画「悪天友」や、スーダン人が考案したグッズ販売など、独創的なブースも展示されました。ステージでは、スーダン人と日本人による茶道の実演、柔道デモンストレーションなどが披露され、ソーラン節で掉尾を飾りました。

 大盛況のうちに終わった第三回ジャパンデーでした。参加者は、早くも次回の企画について語り合っており、来年の開催が今から楽しみです。