浦林大使の北ダルフール州訪問

浦林大使の北ダルフール州訪問

 1月31日、浦林伸二大使は、北ダルフール州を訪問しました。
 
 今回の訪問の目的は、エル・ファーシル農村部のサラファーヤ村落において、日本の資金を活用して実施されている国際移住機関(IOM)の事業を視察することです。サラファーヤ村落の住民は、その多くが紛争を逃れるために国内避難民(IDP)となりましたが、近年は治安状況の改善がみられ、住民の帰還が進みつつあります。本事業は、紛争により破壊された保健施設や給水施設、学校などの公共施設を修復し、帰還住民の生活環境を改善するとともに、更なる帰還を促進することを目的としています。
 
 エル・ファーシル到着後、まずはシャリーフ・ムハンマド・アバド北ダルフール州知事をはじめとする州政府関係者への表敬訪問を行いました。その後、未舗装の道路を車で1時間ほど走ると、サラファーヤ村落に到着しました。

                         
                        シャリーフ・ムハンマド・アバド北ダルフール州知事への表敬

 サラファーヤ村落に到着した浦林大使は、住民による熱い歓迎を受けた後、本事業により改修された保健施設や給水施設(ウォーターヤード)のほか、建設中の学校の視察を行い、IOMの職員や今回の事業の実施に関わったNGOの関係者などから説明を受けました。


                          
                                   住人の子供達による歓迎

              
               改修されたウォーターヤード                          建設中の学校 

 視察後には浦林大使及び視察一行の歓迎式典が行われました。式典におけるスピーチで、浦林大使は、これほど熱い歓迎を受けたのはスーダンに来てから初めてである旨述べました。また、今回日本の資金によって修復された施設が長く使用されることを望む旨述べ、メンテナンスの重要性についても言及しました。