南コルドファン州カドグリにおける地雷対策事業視察

南コルドファン州カドグリにおける地雷対策事業視察


 2018年1月21日から23日にかけて、当館梶原佑馬書記官は、UNMAS注1)の企画による、南コルドファン州カドグリにおける地雷対策事業の視察に参加しました。本視察には、アーミル国立地雷対策センター(NMAC注2))所長や、英国国際開発省(DFID注3))代表者らも参加しました。

        
    
               南コルドファン州政府庁舎での会合                   地雷除去活動の視察の様子

 視察に先立って、アーミルNMAC所長は、日本政府などの資金拠出国に対して謝意を表するとともに、地雷除去に対するスーダン政府の自助努力について説明し、支援の継続を訴えました。

 視察団は、カドグリ市ロヴォ・ハリブ村落で、地雷除去活動の現場を視察しました。地雷残存地域では、水源確保の他、農耕や牧畜などの経済活動も妨げられており、人々の貧困の原因となっています。
 また、市内の中学校を訪問し、地雷回避教育の現場も視察しました。当地では、講師による講義に加えて、パンフレットの配布、テレビやラジオの放送を通じても、地雷回避について啓蒙活動が行われています。
 最後に、市内の施設において、地雷犠牲者支援活動の裨益者と面会しました。対象者には、カウンセリングなどの心理的支援に加え、生計向上キットの配布などが行われています。

 日本政府は、地雷対策を重要な人道支援活動の一つと位置づけており、これからも、平和の実現に対するスーダン政府の取り組みを、支援して行きたいと考えています。

 本視察については、UNMASのfacebookでも紹介されています。
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 注1)UNMAS:United Nations Mine Action Service国連PKO局地雷対策サービス部
 注2)UMAC:National Mine Action Center
 注3)DFID:Department for International Development